2022.03/14 [Mon]
ヌリティヤ nṛtya नृत्य ちょこっとサンスクリット語
ヌリティヤ(nṛtya)はダンスをあらわす最も一般的な言葉です。語根は√nṛt(踊る)。
nṛは「人間」。nara——na(生きものが)ra(動く)——の圧縮形です。naraは「動物」全般をさす言葉でしたが、のちに「人間」に限定されるようになりました。
そして、nṛpaで「王」。この場合の-paはpati(主)、またはpāla(守護者)の略。人々の主・守護者で「王」は納得ですね。
では、nṛtの-tは何なのでしょう? これがわかれば、√nṛt——「踊る」ことの原イメージがつかめます。
nṛ-√taḍ(打つ)であれば、「ヒトがリズムを打つ」。
nṛ-tad(それ/神)であれば、「ヒトが神となる」。
サンスクリット語が俗語化してゆく過程のひとつに、母音 ṛ を失い、それを a で代替するというのがあります。また、歯音(t,dの類い)が反舌音(ṭ,ḍの類い)化するという現象も見られます。
サンスクリット語根√nṛt は自然に俗語の√naṭ(踊る)という形に変わってゆき、それがまたサンスクリットに吸収されました。
そうして、naṭa(ダンサー、俳優)という言葉が生まれます。そう、ナタラージャ(Naṭa-rāja;「ダンサーの王」で、ダンシング・シヴァ)のナタ。
インドの伝統は、シヴァ神にダンスの起源を求めています。
太初、地平線は吼え、嵐は吹きすさび、大洋は荒れくるい、山岳は震え、大地は揺れていた。
そのとき、シヴァが、ダマル(でんでん太鼓)を持って出現した。彼は躍った。
ダマルでビートを打ち出し、凶暴な空と海、すべての狂奔な自然の上にステップを踏んで踊った。
狂騒な音は音節の規律に、宇宙的渾沌は秩序だった運動にセットされた。
そのプロセスのなかで、リズムとメロディーと詞が発展していった……
この場合の「ステップを踏んで踊った」は、nṛ-√taḍ(ヒトがリズムを打つ)ですね。シヴァの跳躍し、足を踏みならして躍る狂奔なダンス、ターンダヴァ(tāṇḍava)は√taḍが発展した語です。
ステップは、いまだインドのすべての古典舞踊で大きな尊崇を集めています。そして伝統は、最初の舞踊家、最初の言語(文法)学者として、シヴァを礼讃します。
また、naṭaからは、nāṭya(ダンス)という重要な語が派生してきます。そう、南インド、タミルナードゥ州の古典舞踊バラタナーティヤム(Bharata-nāṭyam)のナーティヤ。
2000年も前、バラタという仙人がシヴァ神からインスピレーションを得、『ナーティヤ・シャーストラ』(Nāṭya-śāstra;舞踊演劇論)という本を著しました。もっとも現形成立は1000年ほど前。ちょうどタミルナードゥの寺院儀礼(プージャー)の一つとして、ダンスが正式採用されたころ。
そのタミルの、おもに聖典シヴァ派の寺院で演じられるダンスがバラタナーティヤムで、バラタ仙の法則にのっとった最も正統なるナーティヤ、の自負がこめられています。
神前で舞うダンサー(おもに女性)は、自らが神に成らなければなりません。「おのれが神であるからこそ、神を礼拝できる」が聖典シヴァ派の確信です。そうであれば、nṛ-tad(ヒトが神となる)。
ダンサーは身分的にはシュードラですが、バラモンたちにも神の顕現として礼拝されたということです。
最初のnṛtyaに戻れば、ネパール・カトマンドゥの密教徒たちにチャリヤー・ヌリティヤが伝承されています。「密教の行法(caryā)としてのダンス(nṛtya)」の意でしょうか。
密教の聖典に、「[土壇に描く]マンダラが完成すると、阿闍梨(ācārya;グル)はホトケに成ってその周囲で舞う」とありますから、そうした行法が1000年以上も続けられてきたのでしょう。
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■メーカー | pivot/ピボット |
■商品名 | 3-drive・BLP+車種専用ハーネス+ブレーキハーネスセット |
■構成品番 | BLP/TH-2A/BR-2 |
■製品品番 | BLP |
■ハーネスNo. | 2A |
■ハーネス品番 | TH-2A |
■ブレーキハーネス品番 | BR-2 |
■用途 | ブリッピング機能付MT車専用 |
■自動車メーカー | TOYOTA/トヨタ |
■車種 | オーリス |
■備考 | |
■年式 | H21.10~ |
■型式 | ZRE152H |
■エンジン型式 | 2ZR-FAE |
■商品説明 | ●特長 本製品はアクセルの踏み込み量に応じたエンジン出力を調整する装置で、レスポンスが上がる「スポーツモード」から、レスポンスを下げ低燃費走行しやすい「ECOモード」まで調整ができます。 ●スムーズな減速ができる、オートブリッピング マニュアル車のスポーツ走行では、減速をするシフトダウン時に、ギヤ比の違いからスリップや挙動が乱れる場合があります。そのため、ドライバーはヒール トゥ(右足でブレーキとアクセルペダルを操作する)を行っていますが、近年、アクセルペダルの形状や位置の変化、電スロ化によるレスポンスの遅れなどからブリッピングの操作性が悪くなったため、純正MT車(Z34)でもブリッピングが自動化され始めています。そこで、BLPはオートブリッピングをスロコンに搭載することで、多くの電スロ車への対応を可能としました。また、加速中や、設定速度以下、再始動時など、ブリッピングが不要な場合には動作しないため、安全かつ快適にご使用いただけます。(特許出願中) ●走りや路面に応じたレスポンスが選べるスロコン ノーマルよりもレスポンスが上がる7段階のスポーツモード、レスポンスが下がる5段階のECOモードの3モードで、スポーツ走行から滑りやすい路面、低燃費走行まで幅広くご使用できます。 |
■ブレーキハーネスについて | 必ず6枚目の商品画像とお客様ご自身の取り付けるお車のブレーキスイッチのコネクターを照らし合わせ、同じ形状のブレーキハーネスをご使用ください。 |
■注意事項 | 1. 本製品は電子式スロットル車専用品です。 2. ご購入の際は対応車表をお確かめください。 3. 専用ハーネスは必ず3-drive用をご使用ください。 4. 説明書をご理解の上、装着を行いお取り扱いください。 5. 必ず初期設定をしてからお使いください。 6. ブレーキ電球を社外LEDに交換した場合にオートクルーズが作動しないときは、電球に戻してご使用ください。 7. 本製品の改造は故障の原因となりますので、絶対に行わないでください。 |
■納期 | メーカー取り寄せ品の為、通常即日~4営業日以内に発送致します。 |
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メーカー希望小売価格はメーカーサイトに基づいて掲載しています。 |
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